社長ブログ
株式会社アイネット
みなさん、こんにちは!
もう仕事を納めて休暇に入られた会社も多いかと思います。弊社も本日で年内の業務を終え、来年は1月7日が仕事始めとなります。
このブログも今年は最後の更新となります。
先日も「山本さんにとって今年はどういう一年でしたか?」という質問をされて、「充実した一年だったです」と自信を持って答えることができました。
もちろん、春先に父の癌が見つかって、サポートに多大な時間を割くことになったりということもありましたが、そのおかげで父の終活を開始するきっかけができたり、私自身の体調管理方法やタスク消化方法の見直しが大幅に進んだというメリットもありました。
というわけで今年良かったことは、
・体調の改善ができた
・オープンハードカンファレンスに出展できた
・ノベルティカンファレンスの自社での開催の後押しができた
・社長室を技術者の集いの場にする計画(「BAR社長室」計画)が進んだ
・コミケ95に出展が決まったので、同人誌が出せた
などでしょうか。自分なりにアウトプットがいろいろできたなと思いますし、ここに挙げた以外にも父の傘寿のお祝いができたことや、弊社ビルで「火星と木星と金星と土星を嗜む会」ができたことなど、ずいぶんとたくさんの嬉しいこともあったなあと思います。
そんなわけで、今年、社長ブログを見に来てくださったみなさん、ありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いします。
みなさん、こんにちは!
年末らしい記事を書きます。今年買って良かったもの・取り入れて良かったサービス、です。今まで、年末になってから「買って良かったな~」としみじみ思うことがあまりない人生を送ってきたのだけれど、それは実用のものをギリギリで買うような生活しかしてなかったから。今年は自分の体力の復活と、あと、親の入退院もあって生活の見直しをしたので、「楽しい」「時短できる」「モチが上がる」「QOLが上がる」買い物ができるようになってきたかなと思います。
1、2018モデルiPadPro12.9インチ
まだ届いてもないのに一番の挙げるのはどうかと思うけど、絶対に良いと思うのね。漫画描くのとマガジン読み放題サービスに使おうと思ってます。iOSはアプリ開発者泣かせだけど、iPhoneユーザはiPadとセットで使うのは快適。
2、23インチディスプレイ
驚くことに、私はこれまでIllustratorやPhotoshopを使うのに外付けディスプレイも使わずにノートPCで描いてたのですよ(仕事は別)。PCのスペックもフルに発揮できてないし、なんて不便な生活をしていたのかなと我ながら思います。
3、スマホ用プリンタiNSPiC
Bluetoothでスマホに接続できて、専用シール台紙に写真が印刷できる。私は電子工作の記録に使ってるけど、手帳愛好家のかたにニーズありそう。フレームなんかも各種用意されてるし、いろいろ楽しみ方あると思います。
4、カリグラフィ用パイロットプレラ
このペン先で絵とか字を描くの、超ハマってます。
5、安価なMP3プレーヤー
キッチンに常備して、Bluetoothスピーカーと組み合わせて音楽やNHK英会話を聴きながら料理や掃除してます。今まで音楽を聴く余裕を失っていたんだなあとしみじみ思ったりして。最近は目も疲れるので、耳で情報を入れるほうにシフトしてます。
6、東大開発のアミノ酸「体力」
とにかく、アミノ酸必須。
どれも、もともと持ってる人達は持ってるようなものが多くて、家族にも「買ったら~」ってよく言われてたのですが、私はここ何年も家でゆっくり過ごせていなかったのでなかなか購入する気持ちの余裕がなくて。でも、こういうことで家の中での過ごし方が劇的によくなるのはとても嬉しいですね。
あと、今年取り入れて良かったサービスは、ダスキンの12週定期での水回り三ヶ所掃除サービス。楽天マガジン(dマガジンに替えるかも)の雑誌読み放題サービス。あとブックオフのオンライン買い取りサービス。
結論としては、人は余裕がないと余裕を楽しむサービスを取り入れる余裕がないってことかな。
みなさん、こんにちは!
師走ですね〜。忙しいですね〜。
私の方ですが、12月に入ってしまうとお互いに忙しくなるので、11月の最終週に関東方面の客先のご挨拶回りを済ませてきました。毎年一人で複数社回るので、移動やアポを考慮した行程の組み立てと自身の体力がポイントとなります。
特に前半はお配りするノベルティグッズがキャリーケースにギッシリ入ってますので、荷物も重い。年々体力も落ちてきてますので、無理をする自信がありません。
そんなわけで、けっこう準備に時間がかかります。
今年は特に工夫したのは、
・一日に無理にたくさん回らないように緩めに行程を組んだ
・体力や持久力を維持するために、食事は肉類、特に鶏胸肉を増やして、アミノ酸を摂取。お腹を考慮して毎日明治のR1ヨーグルトを補充
・キャリーバッグは最近の軽いものに随時買い換える
・客先でのいただきものは宅配で地元に送る
などを気をつけました。今年の冬は暖かく天候に恵まれたので、そういう意味でも移動がし易かったです。
が、初日一社目から日本酒と小川軒の元祖レーズンウィッチを戴いてしまい…。これが両方とも重量があり、大変重いわけです。
翌朝、近所の郵便局に駆け込んだのですが、日本酒は割れ物用の梱包されてないし、レーズンウィッチは地方局では冷蔵での受け入れができないとのこと。なんとか日本酒は頼み込んで梱包をして発送してくださることになり、レーズンウィッチはこの時期なので普通に送っても大丈夫だろうということで自宅に送りました。
というわけで、今年も酒が社内にじわじわと増えております。各位、よろしくお願いします。
今回は、会社の玄関を入ったところにIoT水耕栽培で野菜を育てている会社があり、許可を戴いて写真を撮らせていただきました。
金曜は横浜の「旬彩亭」で関東メンバーと忘年会でした。
将来的には関東に事務所を出したいと考えているので、今回はそういったことを考えながら全行程をこなしてきました。
12月は県内のお客様へ年末のご挨拶に順次うかがっております。にしても、今年のノベルティグッズはなかなか好評で嬉しいです。
みなさん、こんにちは!
慌ただしくしているうちにもう一週間経ってしまいましたが、今日は先週の金曜に行ってきました真庭のバイオマス発電所の見学についてご報告しますね。
昨年もバイオマス発電所に見学に行かせていただいたのですが、今回は市役所で市長自らのお話も聞くことができました。真庭は「里山資本主義」のロールモデルとして全国からも注目を浴びている場所なので、市長自らが今後も含めた構想を聞かせてくださるというのは大変刺激になりました。
市役所の中を通してもらうと、市長室は木製の市長室プレートだったりと、随所に真庭市役所ならではのインテリアが素敵です。
市役所の応接室に通してもらったのは初めてですが、そこにはSDGs(エス・ディー・ジーズ)のロゴが!SDGsとは、「持続可能な開発目標」の略で2015年に国連サミットで採択されたものですが、下の写真の中に17のカラフルなアイコンがあります。これがSDGsのアイコンです。ちょうど私が所属している岡山経済同友会の今年の中心となるテーマはSDGsですし、まさにSDGsと真庭市が目指す地方社会の在り方は同じ場所を目指していると言えます。
今回は、岡山経済同友会の全政策委員長が真庭のかたということで真庭に足を運ぶことになったのですが、真庭市はなんと25年も前から地域を継続させる取り組みについて活動法人を作って動いてきたのです。その一つの大きな成果がバイオマス発電所です。
バイオマス発電所というのは、真庭の不要な木材を集めてそれをチップに固めて発電に使うというしくみで運用されている発電所で、そこでは地域の人々が運び込む庭木まで引き取ってくれ、トンあたり500円で買い取ってもらえます。更にはこれまでは難しいとされていた木の皮までもチップにすることができます。
また、木材は「山主」→「伐採業者」→「発電所」と運び込まれてる過程で買い取り費用は伐採業者にのみ支払われていたのですが、木材のトレーサビリティの管理をして、山主にも買い取り費用が払われることとなっており、より、地域で完結して経済が回るしくみがしっかりと構築されています。
発電所を実際に見学させてもらいました。ちょうど曇っていたのですが、そのせいで、モノクロのクールでカッコイイ工場写真を撮ることができました。
このあとは、CLT(直交積層材)工場を見学しました。CLTは軽く、燃えにくく、強度がある合板です。もちろん、地元の木材から作こともありますが、たとえば「福島の木で作って欲しい」なと依頼があれば、福島から運び込んだ木材でCLT作り、また送り返す、ということもしたりするそうです。
工場の見学が終わると、食事の場所に移動。「真庭あぐりガーデン」というすごくおしゃれで素敵な場所です。ショップのディスプレイも素敵だし、地元の野菜も買えます。
ジャージー牛のフォアグラのせなど、地元の食材のお食事がたっぷり出ました。
心残りは、私がその日、風邪で体調が今一つだったこと。あぐりガーデンの方々があまり食が進まないのをすごく気にしてくださいました。本当にごめんなさい。でも、ワインは何杯か飲んでしまいました!
本当に素敵な場所だし、地方の継続モデルの先端を走っているということもあり学びもたくさんあります。ぜひ皆さんも行ってみてください。
みなさん、こんにちは!
このたび父が遺言を公証役場に提出しましたので、そのことについて書きます。ここをご覧になっている方の参考になればと思っています。
まず最初に、遺言を作るタイミング、あるいは周囲が本人に作るよう促すタイミングというのがすごく難しいと思います。特に、それなりのお年の親御さんがまだまだ現役で仕事をされている場合、あるいは自立して生活できている場合は難しい家庭もあるのではないでしょうか。
我が家の場合、父が今年の5月に癌が発覚してから、検査入院を経て、抗がん剤治療ということで自宅療養になったのがきっかけとなりました。それまで毎日会社に出社していたのですが、自宅療養することにより時間の余裕ができたのです。そこで、終活の良い機会だということになり、懸案だったことを順次片付けていくことになりました。具体的には、免許を返納したので車の廃車手続きをしたり、介護申請を出し家の手すりを付けてもらったり、お墓の耐震施工をしてもらったり。
その中で、遺言の話が自然に出てきました。
父の場合、相続人が母、妹、私の三人です。そのうち、母と妹は父が亡くなったら生活拠点が県外ということで、私が諸手続きをしなければなりません。その際に、相続人が揃わないと実行が難しいことなどがなかなか実行できないまま宙ぶらりんになったり、あるいは、(これは大丈夫と思いますが)見解の相違や感情の行き違いがあっては困るなということで、このタイミングで作成することになりました。
以下、手順を書いておきます。
①弁護士選び
これは私の知人にお願いをすることにしました。経済団体で一緒に活動をしており、人柄や仕事の進め方で信頼しているかた。
②ヒヤリング
弁護士にざっくりとした本人(以下、父のことは本人と記します)の意向や家族関係、資産状況などを実際にヒヤリングしてもらいます。その際に、これからの進め方や必要書類などをご指示いただきます。その際の相談料等は弁護士事務所によって異なるかと思います。
③必要な書類の収集、手続きの実施
③-1 弁護士への委任契約書の作成と手数料の振り込み
③-2 必要書類(家庭によって異なります)
・本人の戸籍謄本
・本人の各預貯金通帳の表紙,その裏,最終頁の写し
・本人所有の土地及び建物の固定資産評価証明書
・死亡保険証書の写し
・会社の商業登記簿謄本
・会社の定款
・会社の株主名簿
・各相続人の名前と本人との続柄が載っている戸籍謄本
・他
④相続人の合意書の作成
我が家の場合、相続人のうち、父の死後に地元に残って手続きができるのが主に私なので、委託の方法や詳細を決めたものを三部作り合意書としてそれぞれ署名捺印をして各自が一部ずつ持ちます。その文案を弁護士に作ってもらいます。
⑤弁護士が遺言及び合意書の素案を作成し、公証役場で確認してもらい、訂正があれば訂正をする。
修正が入った文書はその都度見せていただきます。こちらから意見や質問があれば弁護士とやり取りします。
⑥公証役場に行く
立ち合い人を相続人以外から二名同席させる必要があります。我が家の場合は、弁護士事務所のほうで担当弁護士及びもう一名を用意していただきました。ちなみに、私は父に付き添って公証役場まで行きましたが、相続人であるという理由で中に入れませんでした。
公証役場の手数料数万と、本人の印鑑証明書、実印、身分証明書が必要です。
⑦公正証書遺言のできあがり
ぱちぱち。
途中経過で順番が前後しても良いものがあるので、弁護士に確認しましょう。
以上のことをやって良かったこと。
・改めて相続に値するものの見直しができました。我が家の場合、実家の土地建物に会社の経営の都合で根抵当権がついたまま外し忘れていたことに気付くことができ、無事に処理できました。
・相続人同士の会話が増えました。特に相続人が女性ばかりなので、和やかな雰囲気で会話できました。
・何よりも本人が安心してこの先を過ごすことができるようになりました。
実家はさして資産がないので割とシンプルでしたが、いろいろとお持ちの方だともうちょっと複雑になるかと思います。また、相続人同士が連絡がつかなかったり遠方にいたりしたら、各種書類を集めるのが大変かもしれませんね。
以上、上記のことが最初の相談から約二ヶ月で完了しました。
参考になさってください。