社長ブログ
株式会社アイネット
みなさん、こんにちは。
今日は眠りの質が落ちてきたので対策を取ったことについて書きます。
最近は年齢のこともあるのでしょうが、以前より眠りの質が落ちたと感じていました。特にアルコールを摂取し過ぎると眠りが浅くなり、中途覚醒が増えます。それだけならまだしも、夜中に目が醒めた時に仕事のことが気になったりするとますます眠れなくなります。
そんなこともあり、自宅ではお酒を呑まなくなったのですが、今度はアルコールを呑まないとどうやったら入眠できるかが分からなくなり、寝つきが悪くなりました。
そんなわけで、生活の見直しをすることにしたのですが、そこで気付いたのが…。
たとえば、料理をしながらラジオ英会話の音源を聴くとか、
ドラマを見ながらゲームをするとか、
「〇〇しながら〇〇する」という行動パターンがあまりに多い。なぜなら「時間がもったいないから」。そのため、寝るときも、「ただ横たわっているのはもったいないからついつい何か思索を始めてしまう」という状況に陥っていました。これでは本来、入眠のためには脳をクールダウンさせないといけないのに、頭がフル回転してしまいます。
なので、ここ最近は「リラックスする練習をする」という生活をしていました。
「〇〇しながら〇〇する」というのを控え、就寝ギリギリまで勉強するのをやめました。入浴後に本を読みたいときは電子書籍ではなく紙の小説を読むようにしました。
布団に入ったら、真っ暗にして無音で寝ていましたが、そうすると頭が思考に集中し過ぎるので、香りや小さな音や薄明かりで考え事に集中するのを分散して、周囲の環境に身を委ねるようにしました。薄明かりや小さな音はタイマーで30分したら切れるようにしています。
そうやって少しずつ、夜中に目覚めることもなくなっていった私です。
父のサポートや、仕事、家事、趣味、勉強などあれもこれもとこなそうとすると常にタスクを並行してやる癖がついてしまいますが、これは結局、集中できてないのに脳が過剰に空回りしている感じになっているのかなと思います。
といわけで、今日は「リラックスの練習」について書きました。
みなさん、こんにちは!
今日は久しぶりに採用のことについて書こうと思います。19卒の採用は、多くの企業で終わったかと思いますが、まだまだ当初の目標人数に到達しないからと採用活動を続けている会社もあるようですね。弊社は今年も三名のかたに内定を出し、三人ともと定期的にコンタクトを取っています。このまま来春に三名をお出迎えできることを楽しみにしています。
で、採用ですが、ここ数年の傾向として、採用の解禁前の採用に繋がる動きとして「インターンシップ制度」を使っての採用に向けた母集団の形成を促している就活ナビサイト企業も多いようです。が、私としては、インターンシップを採用活動の一部のように考えるのはどう考えてもおかしいと考えています。学生には学校で学べることをしっかりやってきて欲しいのに、学校側もインターンシップへの参加を単位に振り替えるところも多く、なんだか変なことになっているなあと感じます。
ともあれ、人事というのは、翌年卒者の採用が終わったらもう休む暇もなく、内定者のフォローと翌翌年卒者の採用スケジュールを考えながら準備を始めないといけないんですよね。弊社でも、既に来年の採用に向けたスケジューリングを始めています。
さて、昨日は弊社も所属する業界団体であるシステムエンジニアリング岡山にて、リクルート分科会が開催されました。
この分科会は、数年前、総務委員会から派生して別に活動が始まった会ですが、各社の採用に悩むトップや人事の方が集まるので、けっこう活発な意見交換や情報共有ができます。採用のやり方ひとつとっても大手と弊社では真逆の考え方で採用に取り組んでいたりして、どちらが良いとか悪いとかではなく面白いし参考になります。お互いの悩みも共有できるので、メンバーとも仲良くなれますし。
最近、有志の勉強会でも採用の悩みを聞くことが増えてきました。スタートアップの時は若手でも経験のある人で構成されていた会社もだんだんと年齢が上がっていくわけで、どこかでは新しい人を育てていくのがいいかと思います。そのためのノウハウこそが会社の強みにもなるので、もしご興味があればこういった業界団体でやっていることにも参加してみてはいかがでしょうか。
実は、私が来年からリクルート分科会の委員長をやりますので、楽しい会にしたいと思っています。
みなさん、こんにちは!
慌ただしくしているうちにもう一週間経ってしまいましたが、今日は先週の金曜に行ってきました真庭のバイオマス発電所の見学についてご報告しますね。
昨年もバイオマス発電所に見学に行かせていただいたのですが、今回は市役所で市長自らのお話も聞くことができました。真庭は「里山資本主義」のロールモデルとして全国からも注目を浴びている場所なので、市長自らが今後も含めた構想を聞かせてくださるというのは大変刺激になりました。
市役所の中を通してもらうと、市長室は木製の市長室プレートだったりと、随所に真庭市役所ならではのインテリアが素敵です。
市役所の応接室に通してもらったのは初めてですが、そこにはSDGs(エス・ディー・ジーズ)のロゴが!SDGsとは、「持続可能な開発目標」の略で2015年に国連サミットで採択されたものですが、下の写真の中に17のカラフルなアイコンがあります。これがSDGsのアイコンです。ちょうど私が所属している岡山経済同友会の今年の中心となるテーマはSDGsですし、まさにSDGsと真庭市が目指す地方社会の在り方は同じ場所を目指していると言えます。
今回は、岡山経済同友会の全政策委員長が真庭のかたということで真庭に足を運ぶことになったのですが、真庭市はなんと25年も前から地域を継続させる取り組みについて活動法人を作って動いてきたのです。その一つの大きな成果がバイオマス発電所です。
バイオマス発電所というのは、真庭の不要な木材を集めてそれをチップに固めて発電に使うというしくみで運用されている発電所で、そこでは地域の人々が運び込む庭木まで引き取ってくれ、トンあたり500円で買い取ってもらえます。更にはこれまでは難しいとされていた木の皮までもチップにすることができます。
また、木材は「山主」→「伐採業者」→「発電所」と運び込まれてる過程で買い取り費用は伐採業者にのみ支払われていたのですが、木材のトレーサビリティの管理をして、山主にも買い取り費用が払われることとなっており、より、地域で完結して経済が回るしくみがしっかりと構築されています。
発電所を実際に見学させてもらいました。ちょうど曇っていたのですが、そのせいで、モノクロのクールでカッコイイ工場写真を撮ることができました。
このあとは、CLT(直交積層材)工場を見学しました。CLTは軽く、燃えにくく、強度がある合板です。もちろん、地元の木材から作こともありますが、たとえば「福島の木で作って欲しい」なと依頼があれば、福島から運び込んだ木材でCLT作り、また送り返す、ということもしたりするそうです。
工場の見学が終わると、食事の場所に移動。「真庭あぐりガーデン」というすごくおしゃれで素敵な場所です。ショップのディスプレイも素敵だし、地元の野菜も買えます。
ジャージー牛のフォアグラのせなど、地元の食材のお食事がたっぷり出ました。
心残りは、私がその日、風邪で体調が今一つだったこと。あぐりガーデンの方々があまり食が進まないのをすごく気にしてくださいました。本当にごめんなさい。でも、ワインは何杯か飲んでしまいました!
本当に素敵な場所だし、地方の継続モデルの先端を走っているということもあり学びもたくさんあります。ぜひ皆さんも行ってみてください。
みなさん、こんにちは!
今日も時間がないので(?)漫画で描きます。
また「アンコクくんの部屋」で紹介しますが、このたび、アンコクくんのプラしおりを作りました。デザインは2パターン。私は日ごろ、書店でこの手のしおりがあると貰って集めるのが趣味なのと、技術者は技術書をよく読むから使ってもらえるかな~と思ったのが理由です。
ところで、こういうキャラクターグッズを作って、取引先の中高年の人に配ると以下のようなことが起こります。
おじさんはキャラクターグッズを突然もらうと戸惑うみたいです。
せっかくあげても、嬉しくなさそうだとがっかりします。
なので、「読書をする」という人にだけあげてみようと思い、先日、呑み会の時にそこにいるおじさん達に本を読むか訊いてみたのです。
すると、三人のうち一人だけ、「読書をする」と答えたのです。
なので、その一人にだけしおりを渡しました。
もらったおじさんは、自分だけがもらったのでちょっと優越感を感じて笑顔で受け取ってくれました。
あとの二人も、「本は読まないけど、ちょうだい!」と言ったのです。何人かに渡していると、逆にもらえなかったおじさんも寂しそうな顔になるので、「どうぞ」と渡すとすごく嬉しそうな顔になるのです。
せっかくなので、作ったものは喜んで受け取って欲しい。そんな時は渡し方を工夫しがほうが良さそうです。
よくメーカーが有名人に頼んで商品を使ってもらいその様子がSNSで拡散されると物が売れたりします。あの心理に似ていて、欲望というのはもともと人の中にあるのではなくて、外から喚起されるものなんですね。
ノベルティグッズは企画も大事だけど渡し方も大事、というお話でした。
みなさん、こんにちは!
今日は「場」の持つ組織の平準化の力の話について考えたことを書きたいと思います。
ごく個人的な話ですが、コミックマーケット95というイベントに参加することになったので、練習がてら漫画で説明したいと思います
いちおう、漫画内キャラは「ゆかりん」で行きます。
我が家は4人家族で、かつて私はお勤めしていた時代に産休を産前産後2ヶ月ずつしか取らず仕事をしていました(当時は育休という制度がありませんでした)。当然ながら、子を二人育てつつフルタイムの仕事をするのは大変です。しかし、当時の夫は家事は手伝ってはくれるものの、量は到底足らず。それを上手く伝えて協力して欲しいのですが、個と個のぶつかり合いがしんどく、私はついつい辛くて泣いてしまい、夫はそれに反応して機嫌が悪くなるということも多かったのです。
しかしながら、子供はいつか成長します。
徐々に家事を手伝ってくれるようになり、長男が高3ぐらいになると週に何日かご飯も作ってくれるように。家事に関する会話が自然と私と子の間で増えてきます。そうなると、いつのまにか家庭という「場」の中で一番家事をしない夫は分が悪くなります。
たぶん無意識ですが、徐々に夫の家事参加率が増えてきました。数年をかけて今では円滑に分担が行えていると思っていますし、お互いが忙しく自分の分の家事ができない時は声を掛け合うようになりました。
家庭というのは一つの「組織」です。家庭の運営は仕事における組織の運営にも当てはまるとつねづね思っています。
会社においてマネジメントする立場の人が特定の誰かの作業量や作業の質に不満があるとした場合、それを伝えるのに一対一の関係で伝えるのはお互いにしんどくなります。しかし、場の全体の成長が場の持つ凸凹を均していってくれることもあるのかなと思います。
そんなの時間がかかるし待てないよ。というご意見もあるでしょうが、マネジメントをする際に凹んでいるところばかりに注力するよりは全体の底上げが結果的に大きく組織の力を上げると思うので、場の持つ力を信じるというのは大事だと思っています。