社長ブログ
株式会社アイネット
こんにちは。
ご存知のかたも多いと思いますが、漫画家のさくらももこ先生がお亡くなりになりました。私も同世代なので、かなりショックを受けました。
沢山のかたがさくら先生の死を悼みいろいろな文章を書いておられますので、私自身はあれこれと語るのはどうかなと思いますが、私も一言書かせてもらえるならば、私が大好きだったのは『コジコジ』という作品でした。コジコジというのは主人公の名前で、メルヘンの国というところに住み、学校に通い、いろんなものが擬人化したようなクラスメイトと一緒に楽しくものんきな日々を送るという漫画です。それぞれ「お正月」を擬人化した「お正月くん」とか太陽を擬人化した「ゲラン」とか変わったキャラクターが沢山出てくるのです。
コジコジの素晴らしいところはたくさんあるのですが、一番好きなシーンはコジコジがあんまりおまぬけなので学校の先生が「きみはいったい何になりたいのか?」と問うと、「コジコジはコジコジだよ。コジコジは生まれたときからずっと、将来もコジコジはコジコジだよ」と答えるところかなあ。コジコジは宇宙とか世界とかあらゆる生命そのものを象徴したようなキャラクターだったんでしょうね。
最後に私が長年愛用してきた自室に掛けてある『コジコジ』のティッシュカバーの写真を掲載します。
どうでもいいですが、ティッシュペーパーって箱本体の重みで一枚取り出せるので、写真のように壁に掛けると上手く取り出せなくてわりとイライラしますね。
みなさん、こんにちは!
今日は先日、『カメラを止めるな!』という映画を観た話を書きます。
今、巷で話題になっている『カメラを止めるな!』をご存知でしょうか。岡山では8月24日から2館で上映が始まりました。低予算で作られためちゃくちゃ面白い映画、ということしか知らなかったのですが、SNSで話題になり、東京のほうの上映館では満席で入れなかった人がいたというぐらいのヒットに。それを受けて各地で上映館が増えたようです。
私は極力、事前の情報を見聞きしないようにして先入観なしで劇場に行きました。日曜の朝一番の回でしたが、広めのスクリーンでほぼ満席でした。
特に後半は観客がみんな爆笑していました。
あー、面白かった!笑った!そして、作った人たちの気持ちが伝わってきた!
と、余韻に浸りたいところですが、私は実はその日は昼の12時に映画が終わってから、ダッシュで12時半から開催の映画サークルに参加するために暑いアスファルトの上を走ったのでした。
映画サークルでたった今観てきた『カメラを止めるな!』について観たまんま熱く感想を語り合った!
わけではなくて、前月に課題として決めたものについて語り合います。今回の課題は洋画は『オーシャンズ8』、邦画は『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』という映画でした。『オーシャンズ8』はオーシャンズシリーズを知っている方ならご存知の、犯罪集団が繰り広げるアクションコメディですが、今回の特色といえば全員が女性。その女性たちの国籍が多様だったところに目が惹かれました。もう一本の『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』は少し重たい映画で、高校生に入学したばかりの主人公の志乃ちゃんは吃音、特に母音から始まる単語が言葉にしにくいということで高校でも孤立してしまう。そんな彼女が加代ちゃんという女の子と出会い、少しずつ心を開いていくというお話です。最後は、単純に志乃ちゃんが自由にしゃべれるようになったり、加代ちゃんと仲良くコンビを組んだりして終わるという終わり方ではありません。どちらかといえば、寂しい終わり方だと思う人の方が多いでしょう。私は、自分が人前でしゃべるのが苦手だったためスピーチを習いに行っていたので、志乃ちゃんの気持ちがひしひしと伝わってきました。
私が抱えているパニック障害と一緒で、吃音も完治する症状ではありません。それをまずは自分が受け留める。でも日常がすぐに変わるわけではない。そんなお話でした。
さて、来月の課題を決めようというところで、『カメラを止めるな!』も候補に挙がったのですが、一人のかたが「ちょっとストーリーが単純かな」というようなことを仰りました。ストーリーが単純なことは決して悪いことではないのですが、映画の感想を語り合うサークルの性質上、多様な観方ができる映画のほうを課題に据えやすいんです。
私もそのときは確かにシンプルな映画だなと思ったのですが、帰宅して映画を思い返しているうちに、実は単純に見えるけれども、ものすごく繊細な計算があったよなあと印象が徐々に変わってきました。良い映画には、単純に見えてもその背後の沢山の情報が緻密に組み合わさっていることが多い。更にその計算を上回る作り手の情熱が現場で引き起こす出来事が奇跡の一本を生み出すのだと思います。
いやまあ、そういうことはどうでもよくて、この映画に関わっているスタッフ全員が愛と情熱で笑いと感動を届けてくれる。それを観に行って欲しいなと思います。ネタバレ厳禁の映画なので、伝えられる範囲で伝えたいと思います。
【前半】
・なにこれ?
・割とグロい?
・違和感
・このおばちゃん、何者?
【後半】
・笑える。
・泣ける。
ぽんっ。
みなさん、こんにちは!
毎年恒例になっていますが、先週の25日の土曜日にアイビースクエアのビアガーデンで会社の暑気払いを開催しました。今年はいつもよりちょっと遅い8月終わりとなりました。
今年の夏は本当に暑かったですね。18時から始めたのですが、この時間はまだまだ暑くてジョッキもかなり汗をかいてます。
特筆すべきは、上の写真のジョッキの中身がアルコールではないってことかな。実は私、最近ちょっとアルコールを控えてるんですよね。特に具合が悪いとかではないのですが、最近は医療ものの小説やエッセイにハマってるんです。そこにアルコール呑むとおトイレが近くなる理由が書いてありまして。それがですね、アルコールには利尿作用があると思われてますがそうではなくてアルコールは体に悪いから体がアルコールを排泄しようとして、本来出てる抗利尿ホルモンが抑えられておトイレが近くなるそうです。
そう考えると、アルコール呑み過ぎって身体さんに負担かけてるんだなと思いますよね。なので、身体さんに謝る意味でも先週はアルコールを控え気味にした私です(とりあえずね)。
今年は内定者の3名中2名も参加してのビアガーデンになりました。内定者とはこういうシーンで食べたり飲んだりしながらおしゃべりすると人柄が伝わってきてなかなか良いなあと思います。2名のうち1名は夏休みもなく学校の課題に必死で取り組み、もう1名は夏休みは暇だなあと思って過ごしてるみたいで、そういうギャップも面白かったです。
数字上の気温はまだまだ暑いですが、そろそろ秋の気配も感じるこの頃。夏が終わると年末に向けたノベルティグッズの企画を考え始めなくちゃと焦る私なのでした。
みなさん、こんにちは!
今日は最近読んだ本について書きますね。
小説だと勢いに任せて一気に読んでしまうのですが、今回は三週間ほどかかって丁寧めに読みました。その本は『日本人の英語はなぜ間違うのか』という本です。
そもそもこの本を読んだのは、最近、電子工作で参考にしたチュートリアルが英語だったから。英文そのものはGoole翻訳の力を借りながらだったのでそんなに難しくなかったのですが、せっかくなので英文のほうも気を付けて読んでいたら英語に対するハードルがちょっと下がりました。そんな時に書店でこの本を見つけたので思わず買ったのです。
中身は、この10年前ぐらいまでの教科書で中高での英語教育を受けてきた人向けです。私たちが、英語ネイティブの人から奇妙な英語を書いたり話したりして見えていることがこの本を読むとよくわかります。では、なぜ奇妙な英訳をしてしまうのでしょうか。それは、英語の教科書の英文がそもそも奇妙だからなんですね。
この本では、そのあたりの「変なポイント」を一つ一つ丁寧に取り上げてはどうしてこんな奇妙な英語がまかり通ってしまったのかというのを、著者のマーク・ピーターセンさんが実際にかつて使われていた英語の教科書に載せられた例文を掲載しながら「私ならこう添削します」という添削例を載せてくれています。
そういう例文一つ一つを読んでいくと、なるほど、私たちが思い込んでいる英文というのは自然な英語とはずいぶんかけ離れているなあと分かってきます。
たとえば、日本人が「So」をやたら使いたがる問題。確かに、「So」って使いますよね。たとえば、「ええっと、」とか前文を受けて接続詞的に。あるいは「すごく」って強調するときに。
でも、この使い方、どちらも日本人が英訳するときに多用しているのがすごく変なんですって。接続詞として使うにしても因果関係がないところに突然「So,」を使う。あるいは、協調するなら「very」を使えばいいのに、やたらと「so」を使う。ということらしいです。何となくですが、この「So」は日本語の「そう」と同じ発音なので、似たような感じでちょいちょい挟んでしまうのではないでしょうか(というのは私の推測です)。
こんな調子でいろいろと手厳しい指摘が続きます。
とはいえ、日本の英語の教科書に限らず、言語の初学者が最初に手にする本ってけっこう変な文章が載っているような気がしますよね。私たちIT関連の仕事は比較的英語を目にすることが多い、あるいは、英文を書く作業をされるかたも多いでしょう。そんな方が自然な文章にランクアップするのに気軽に読める本です。
あと、末尾の「解説」も面白いです。書かれているのは『ダーリンは外国人』という漫画で一世を風靡した小栗佐多里さんなんですが、「英語ネイティブの人が会話から取り残されていく問題」について触れてて興味深かったです。英語というのはかなり広く普及しているので、片言の英語をしゃべる者同士のほうが会話し易いという現象が起こることもあるらしいです。そうなると英語ネイティブの人は正しくない英語の会話に入りたくない人もいるので会話から取り残されていくことがあるんですって。
なんだかそう考えると、「英語という世界各国の共通語に近い言語」を母語とできている人たちはいいなあ、と思っていましたが意外とそうとばかりも言えないのかも。
ちなみに、私は、現時点では、英語については心理的抵抗を小さくし、英語のドキュメントが読めればいいかなあ、ぐらいに思っています。聞き取れたら、喋れたら、そりゃあ楽しいでしょうがそこまではハードルを上げないつもりです。
みなさん、こんにちは!
今日は私の夏季休暇のもう一つの出来事について書きますね。それは、毎年欠かさず通っている、備中たかはし松山踊りというお祭りです。もう、子供が小さい頃からだから20年ぐらいになるでしょうか。私は、だいたいいつも松山踊りの踊り解説DVDで練習してから参加するぐらいのファンです。踊りにも二種類あってですねえ(あ。どうでもいいですか…)。
実は毎年、備中高梁駅の周辺でお盆の頃に三日連続で行われるのですが、今年は開催は一日だけでした。なぜなら、このたびの西日本豪雨で高梁市も甚大な被害を受けたからです。各地のお祭りが中止される中、一日だけも開催に踏み切ったのは地元を元気付たいという思いからだそうです。
高梁市は私も実は知り合いが多く、被災した知人の何人かには電話で話を聞きました。高いところでは4~5メートルぐらい水が上がってきて、お商売をたたもうかと思い詰めた知人もいました(その後、何とか再建の方向で頑張っています)。
そんなわけで、応援したいという気持ちから今年も夫、息子二人と一緒に家族四人で参加することにしました。
当日は生憎の雨で、アーケードの中は人でごった返していましたが、みんな地元の人や、帰省してきた人、お祭りのファンの人がここに集っているのだなあと思うと嬉しくなりました。
途中かなり雨が降っていましたが、みんな楽しそうに踊っていました。「めげんで!!高梁」がキャッチフレーズです。
私も浴衣姿にて参加。
手には…。あの…。去年くらいからお祭りやイベントで流行っている電球ソーダを持っています(お酒ではないんですよね~)。ついに買ってしまいました。ドリンクを入れた電球型のボトルの底がLEDでピカピカ光るやつです。
暑い、熱い、お祭り。
今年も行くことができ、良かったです。また、地元の知人に会い、みんなの様子も教えてもらいました。9月には心機一転、景気づけに集まりをするらしく、できれば呼んでくれたらいいな~。私にできることがあればいいな~と思いました。
帰宅後はしげしげと電球型のボトルを眺めLEDを付けたり消したり。底とストローにLEDが付いてるんですが、底についているLEDは底を押すことで光るパターンがいろいろ変わるんですよ。へっぽこ電子工作好きとしては外していじったりしてます。
以上、私の夏休みの報告は終わりです。