社長ブログ

株式会社アイネット

2018/09/25 17:35

みなさん、こんにちは!

 

二週続けての三連休でしたね。いかがお過ごしだったでしょうか。

私は、土、日と、関東の知人が高梁市にある実家から受け継いだ土地の様子を見に来るということで、せっかくなので倉敷の地でおもてなしということに相成りました。西日本豪雨の影響で一時期は観光客の足が遠のき心配していましたが、最近はまた多くの人が訪ねてくれるようになりました。

土曜日には美観地区を歩いていると、川舟に乗った花嫁さんを見かけました。美観地区では、川を川舟に乗せて船頭さんが渡ってくれるという体験ができるのですが、時折、白無垢の花嫁さんが川を渡っていることがあるのです。また、浴衣着付けサービスをしているお店もあり、浴衣姿のお嬢さんもたくさん見かけました。

 

私は暑かったので、地ビールを戴きました。

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さて、夕方になり、実はお店は予約していなかったのですが、開店すぐに行けばカウンターくらいには座れるのではないかしら、と「賄や」という韓国料理のお店に行ったのですが、なんと、人気店のため18時の時点でカウンターまで予約でいっぱいとのこと。慌てて今度は「オモニ」に行ってみましたが、こちらもいっぱい。

 

「浜焼太郎」には何とか入れましたので、海鮮を戴きました。

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これは私の好きなチーズボールです。カラオケとか祭りの露店とかでよく売ってるスナックですが、なんと関東のお友達は初めて食べるとのこと。私、これ好きなんですよね。ともかく、食いっぱぐれずに済みました。ありがとう!浜焼太郎さん!

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実はこのあと二軒目も満席で断られっぱなしでした。

 

さて、翌日は、この辺の名物ということで「ままかり」と森田酒造の「荒走り」(日本酒)、それから「梶谷のシガーフライ」(ビスケット)をお土産におススメし、さて、お昼をどうしようかということになったのですが、またまたランチ難民になってしまい、満席でお断りが2軒続いた後、「ピザドコロノーラ」さんにて、美味しいピザを戴きました。倉敷はけっこうイタリアンのお店がありますが、この「ノーラ」は、知人の弟さんがやってらっしゃるのです。実は店舗で食べるのは初めてでしたがとっても美味しかったです(配達もしてくれます)。二階は貸し切りもできるので、ちょっとしたパーティにも使えます。

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そんなこんなで予想外に連休は倉敷のお店、どこも満席で、客足が戻ってきたな~と思いました。ところで、お友達はシガーフライのアンテナショップ「cafeBISCUIT(カフェビスキュイ)」で買ったのですが、なんと、季節限定(?)清水白桃クリームを買わなかったというので、ぜひ、木村屋のクリームを味わって欲しいと思い、倉敷天満屋の木村屋パンへ。

ここでは、バナナロールとシガーフライをセットにした「バナシガ」という商品を買って私からお友達にプレゼントさせていただきました。

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倉敷のソウルフード、バナナロールとシガーフライ、一度に味わえますよ!

2018/09/19 12:10

みなさん、こんにちは!

 

昨日は先日の連休の夫のことを書きましたが、今日は私のことです。私は先日の土曜日は、母と、大阪に住む妹と三人で私の自宅に集まりました。

 

その日は、倉敷でも有名なワインショップで母がお店のかたに勧めてもらったという赤と白のワインを、母が事前に私に渡してくれていたものを戴きました。私は普段はワインをあまり呑まないんですが、母はワインが大好きです。味にものすごく詳しいというわけではないですが、ワインを取り巻く楽しい雰囲気が好き、という人です。そして妹は飲食に関わる仕事もしていたので、ワインはこれまで少しは多めに呑んできたほうだと思います。

そして、私のことをご存知のかたはよく知っていると思いますが、焼酎ばっかり呑んでるので、ワインには無知です。

 

赤を呑んだ時のことです。「あら。あんまり美味しくないわね」と三人で口々に言いました。2016年のワインだったのですが、渋みが強くて、味が浅い感じ。ワイン通ではないので語彙が少ないですが、そんな感じでした。せっかくのおススメだったのに、ちょっと残念ね、と言い合いながらも、女同士のおしゃべりは止まらず、小一時間ほど経った頃でしょうか。気付けばそのワインは渋みが抑えられ、味がまろやかになっていたのです。「あ。これが『ワインが開く』っていうことなのね!」と私はその日、初めてそれを体験したのでした。私よりはワインを呑みつけている母も妹も同じ反応だったのですが、ちょっとその変わり方が面白いなあ、だからワイン通の人はワインにハマるのかな、と思いました。

 

で、ワインを戴きながら、母が言ったのです。

母は昔、チーズが大嫌いだったそうなんです。母は声楽を職業にしてきた人なので、イタリアの友人の家に数日間ホームステイをしていたことがありました。食事には毎回チーズが出てくる。苦手なのであまり食べられず、どんどん痩せていったそうです。結局、最後までチーズが苦手なのには変わりなく…。

「それなのにね。帰国したら、あんなに嫌いだったチーズが大好きになっちゃったの」

だそうです。

 

それ、すごく分かるなあ。

私、割と日本各地の会合などに行くのですが、たとえば、富山に行ったらブラックラーメンがすごく好きになったり、下関に行ったら瓦そばがすごく好きになり家でも再現しようと思うし、きくらげが苦手なのに博多に行ってからしばらくは博多ラーメンが気になってたし、新潟でお米の麺、米麺っていうのを買って家で作ったら、米麺が気になってしょうがないし。

こう書いて気付きました。麺類ばかりですね。断っておきますが、私、麺類が大好きというわけではないんですよ。でもよそに行って帰ってくると、行った場所のご当地の麺がすごく好きになるんですね。

 

とにかく、未知の場所での経験とそこで食べた物が結びつくと、日常に戻ってからすごくそれが好きになる作用、っていうのがどうやら記憶にはあるんではないかと思います。きっとそれは食べ物に限らずだと思うんですよね。

 

いつも思うのですが、人との「再会」もまた、その人への親しみが一段階上がったりしますよね。それ、なんだかすごく自分を広げるのに使えそうな感覚だと思うっていうお話でした。

2018/09/18 13:57

みなさん、こんにちは!

 

三連休、いかがお過ごしだったでしょうか。私の三連休はさておいて、今回は私の夫が千葉県印西市で行われた「第4回全日本マスターズクライミング選手権大会2018」に出場してきたことについて書いておきます。

 

折しも、スポーツクライミングのワールドカップも開催されていましたのでそちらをご覧になったかたもおられるでしょう。

私の夫のほうは、3年前から始まったマスターズカップ(当初は60歳以上、今は55歳以上が出場可能)に三年ぶりに出場いたしました。第一回目は準優勝だったのですが、今回は残念ながら予選は通過したものの上位8人中7位という結果に終わり、入賞ならずでした。

 

↓夫の競技風景

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夫は若い頃からクライミングをしていて、私が結婚したころにはもうクライミングで週末はクライミングをしに出掛けてしまい、休日は家にほとんどいない人でした。結婚してすぐくらいに「ドイツに一ヶ月ほどクライミングに行ってくるね」と言って会社を休んでドイツに行ってしまい、骨折して帰国してきた、というぐらいの人です。

 

もうそれなりの高齢で、腰や肩をしょっちゅう傷めているのですが、それでも週に5日ぐらいは仕事の合間にジムや外岩を登っています。クライミングは特に体重をそれなりに落としたほうが有利なので、大会一ヶ月前くらいから調整に入り、大好きな甘いおやつも控え、私もカロリー控えめなご飯を作ることで協力して、だいたい体重は51kgぐらいまでにしていました。

 

残念ながら入賞はできませんでしたが、参加賞としてクライミング用品の中から好きなものが選べるということで以前から欲しかったこのクライミング用のグローブを選んで帰ってまいりました。外の岩は石灰岩を登ることが多く、素手で登ると細かな傷がつくので、このグローブを付けて登るといいらしいです。

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最近は、スポーツクライミングがオリンピック競技にも採用ということでクライミングについては徐々に知っている人が増えてきましたし、あちこちにクライミングジムができ楽しむことができるようになりましたね。

 

結婚当初から、「あなたも一緒にクライミングをしたらいいのに」と夫の友人のクライマーの人たちにも言われてきましたが、私個人はまったくするつもりはないです(他の趣味が忙し過ぎて)。多少は夫から話を聞くことで知識も増えてきたので、引き続き夫のサポートはしていこうと思っています。

2018/09/11 12:16

『マネーボール』という映画をご存知でしょうか。7年くらい前にブラッド・ピットが出演していたアメリカのメジャーリーグのお話です。ざっくり説明すると、「2000年代初頭のメジャーリーグは高い年棒を出せるチームが良い選手を集めることで勝つ時代になったが、そんな中、アスレチックスというチームが統計学による分析で年棒が低いにも関わらず勝率を上げた。そこに至る葛藤や経緯を描いた映画」です。


この映画が公開された当時、この映画を観て私はものすごく、なんというかぐっときました。それはなぜか。当時、私は、アイネットを引き継いで、それまでは派遣一辺倒になっていた会社から何とか少しずつ請負い開発ができる会社へと変えようと奮闘していました。それには人材集めがポイントになります。新卒採用、中途採用など苦戦する中で、何人か採用した技術者が育ってくると同時に、今度は人材の定着の問題が出てきました。


たとえばこんなことがありました。
ある社員が辞めてしばらくしてから、その会社のトップのかたが「話がある」と訪ねてきました。一瞬なんのことが分からなかったのですが、聞いてみるとこういうことでした。その会社の管理職の方がうちの技術者と一緒に仕事をしている中で、「アイネットを辞めてうちに入らないか」と持ち掛けた結果、弊社の技術者は退職してそちらの会社に移ったということです。トップのかたは、自社の社員がいわゆる「引き抜き」のような行為をしてしまったことを謝罪に来られたのです。


こういうことは仕事をしていれば何度もあります。


そんなことに悩まされていた頃にちょうど『マネーボール』という映画が上映されました。弱小チームが頑張って技術者を育てても、ちょうど育ってきたころに金のあるチームから引き抜かれてしまう。そこに自社の姿を重ねていました。野球ならまだ移籍金がもらえるだろうけど、理由を言わず辞めていき、転職先がパートナー関係のある大手メーカーだった時の無力さ。


一方で会社を長く経営していれば、県内の同業他社の社長さんとは互いに顔見知りになってしまいますので、そういう情報はすぐ出回ったりもします。いわゆる「仁義にもとる行為」というのはすぐに出回るということです。逆に自分がそういうことをしてしまわないように、とも心に誓いました。


とはいえ、技術者がキャリアパスのために転職するのを止めるものではありません。本人の理想の働き方が弊社の働き方と食い違ったり、成長して弊社の器を超えたりして、転職するのは喜んで送ってあげたいと思っています。なので、私個人が「経営者として」堅く決めていることだけ書くと、

1、業務で関わりのある方に声をかけて自社の社員にするようなことはしない。
2、できるだけ自社の風土と馴染めるような人材の採用・育成に努める。
3、曖昧な形で「人材募集」を謳わない。

ぐらいでしょうか。

もちろんこれは私個人の経営の上での稔侍であり、他の会社・技術者に強要するものではありませんし、私の考え方が古くなって新しい時代の人材流動が主流になることはおおいに考えられます。あるいは、うちの会社の業態が変化して、グローバルに最適な人材にアクセスするようになるかもしれません。


なんでこういうことを書いたかというと、先日、弊社でお客様と打ち合わせをしている中で「私は勉強会で登壇して『技術者を募集してます!』っていうのは言わないようにしているんです」という話をしたので、どうしてそう考えているかをちょっとまとめておこうと思いました。


でもまあ、引き抜かれて死ぬほどくやしいか、と訊かれたら、実際には「うちが見出して育てた技術者がよそから所望される人材になったのだなあ。良かったなあ」というのも、なくはないです。技術者って求められてナンボですからね。あとは、自社が働く人にとって居たいと思える会社になるよう努力するのみです。

2018/09/10 12:42

みなさん、こんにちは!

 

本日は、弊社ビル一階にテナントで入っております「憩味どころ隠岐」さんのリニューアルオープンの日なので、ちょっとご報告させていただきます。一ヶ月少々のお休みをいただいておりましたが、このたび、中も外も素敵に改装いたしました。実は、同時にビルの外壁の塗装もしているのですが、今年は天候が荒れる時も多く、店の正面である南側の足場を外すのが土曜のプレオープンぎりぎりになってしまい、生憎の雨の中、現場を見守ったり、お掃除したり。何とか間に合わせることができました。

 

じゃんっ!

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たたずまいもお上品な感じです。

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私もお花を贈らせていただきました。

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先週の土曜日はプレオープンということで、魚屋さん、野菜屋さん、酒屋さんなどの業者さんを中心としたうちわだけの宴席に呼んでいただきました。今年初めての松茸もいただきました!

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ところでよく、「行ったら山本さんのツケで呑んでもいいの?」とか「ビール一杯ぐらいサービスで出るの?」とか訊かれるのですが、わたくしが経営のお店ではないのでそこまでのチカラはございません。けど、もしかしたら、何か良いことがあるかもしれないので今後ともよろしくお願いいたします。