社長ブログ
株式会社アイネット
みなさん、こんにちは!
先日、筆ペン四段に昇段いたしました。ぱちぱち(自画自賛)。
合格の秘訣はとにかく習慣化することです。
以前、読んだ本の中に『ぼくたちは習慣で、できている。』という本がありまして。もう、この本は、タイトルだけで全てを現わしているといっても過言ではないのですが、とにかく習慣化しまくろうと思ったんですね。とくに昨年は父の介護もありましたから、まとまった時間がない中で少しでも勉強したい、体力づくりをしたいという一心でした。
何か成果を出す時に、すごく瞬発力があって集中力がある人は良いのですが、私は体力がないし、集中力も時間的余裕もないので、細切れ時間の習慣化がものすごく自分に合ってると思うんですよね。
そこで、私が習慣化するためにどんな工夫をしているかを一部ご紹介します。久しぶりに雑な漫画を書描きました。
まず、朝の起き抜けの時間。これは勉強の黄金タイムとしてよく紹介されていますが、私の場合、「さて何をやろうかな」と思ってぼやぼやしていると30分ぐらいあっという間に経ってしまいます。なので、机の上にすぐやりたい学習内容を必ず置いておき、見えるようにしています。大事なのは、書棚や引き出しに絶対に仕舞わないことです。
次に、なかなか捗らない家事ですが、たとえば料理についてはiPadをキッチンカウンターに置いて好きな海外ドラマ(吹き替え版)を見まくるということでものすごく捗るようになりました。内容が面白いので流して聴いておくだけでも楽しめます。私はこのやり方で、休日にお弁当のおかずの作り置きを時間かけて作る習慣ができました。
ちなみに今ハマってるのは『ドクターブル』という裁判科学の専門家が陪審員の心を操作して無罪の人を無罪にするというドラマです。
ちなみに、以前は料理をしながら英語学習をしようとしてみたのですが、これはちょっと無理でした。「苦手×苦手」は組み合わせとして悪いので、「苦手×面白い」にしましょう。
最後に、抱き合わせ手法です。英語の学習なんですが、スマホの単語アプリとか飽きちゃって全然できなかったので、大好きな「ほぼ日手帳」に毎日TOEICの問題を一問だけ書いて解説も書く、という形で手帳を埋めることにしています。手帳一ページ分なら、どんなに酔っ払って帰っても何とかこなせますし。
「ほぼ日手帳」も挫折し、英語学習も挫折する私にも、両方組み合わせれば何とかできるようになりました。手帳を開くといつも英文が並んでいるカッコイイ手帳の出来上がりです。ちなみに使っているテキストはTOEIC特急シリーズというもので、一頁に一問だけで、ページをめくると解説があるというものです。
というあの手この手で一ヶ月以上続く習慣ができれば定着しますし、一ヶ月続かなかったら別の習慣を編み出すことにしています。ポイントはどれも一日の分量は10分程度でできる単位におさめるということでしょうか。それ以上の高い目標設定は必ず挫折に繋がるので。
ちなみに、体力づくりはニンテンドーSwitchのフィットボクシングというソフトを毎日やっていて、昨日でちょうど二ヶ月を迎えました。
自分に合う習慣探し、お勧めです。
みなさん、こんにちは!
今日は2回目の更新です。すみません。師走で社長ブログをなかなか更新できないので、社内にいるときにまとめて更新してしまってます。
ところで、私はしょっちゅう色んな考察をしては家で夫に語り、ウザがられています。それをたまに漫画にしてここに吐き出していってます。
最近では、「(私もたまにやらかしますが)同じ話を何度も語る人は、語ったことを忘れて何度も語ってしまい、聞いた方は覚えているのはなぜか」ということを考えていました。
何度も語られる話。それはもはやストーリー。人はストーリーを語るのは、カラオケと一緒で「気持ち良い」のではないでしょうか。嫌なことは何度も繰り返したりしませんから。
つまり、脳のしくみとして、「気持ち良い」。
言い伝えを伝承するのにまだ文字が発明されていなかった時代、伝えたことを人は歌にして口伝えに伝えてきました。ストーリーを語るのを気持ち良く思うのはその名残りではないでしょうか。
ま、単純に老化ってこともあるので、自慢話を繰り返してしまう大人にはならないように気を付けようと思っています。
みなさん、こんにちは。
今日は眠りの質が落ちてきたので対策を取ったことについて書きます。
最近は年齢のこともあるのでしょうが、以前より眠りの質が落ちたと感じていました。特にアルコールを摂取し過ぎると眠りが浅くなり、中途覚醒が増えます。それだけならまだしも、夜中に目が醒めた時に仕事のことが気になったりするとますます眠れなくなります。
そんなこともあり、自宅ではお酒を呑まなくなったのですが、今度はアルコールを呑まないとどうやったら入眠できるかが分からなくなり、寝つきが悪くなりました。
そんなわけで、生活の見直しをすることにしたのですが、そこで気付いたのが…。
たとえば、料理をしながらラジオ英会話の音源を聴くとか、
ドラマを見ながらゲームをするとか、
「〇〇しながら〇〇する」という行動パターンがあまりに多い。なぜなら「時間がもったいないから」。そのため、寝るときも、「ただ横たわっているのはもったいないからついつい何か思索を始めてしまう」という状況に陥っていました。これでは本来、入眠のためには脳をクールダウンさせないといけないのに、頭がフル回転してしまいます。
なので、ここ最近は「リラックスする練習をする」という生活をしていました。
「〇〇しながら〇〇する」というのを控え、就寝ギリギリまで勉強するのをやめました。入浴後に本を読みたいときは電子書籍ではなく紙の小説を読むようにしました。
布団に入ったら、真っ暗にして無音で寝ていましたが、そうすると頭が思考に集中し過ぎるので、香りや小さな音や薄明かりで考え事に集中するのを分散して、周囲の環境に身を委ねるようにしました。薄明かりや小さな音はタイマーで30分したら切れるようにしています。
そうやって少しずつ、夜中に目覚めることもなくなっていった私です。
父のサポートや、仕事、家事、趣味、勉強などあれもこれもとこなそうとすると常にタスクを並行してやる癖がついてしまいますが、これは結局、集中できてないのに脳が過剰に空回りしている感じになっているのかなと思います。
といわけで、今日は「リラックスの練習」について書きました。
みなさん、こんにちは!
今日も時間がないので(?)漫画で描きます。
また「アンコクくんの部屋」で紹介しますが、このたび、アンコクくんのプラしおりを作りました。デザインは2パターン。私は日ごろ、書店でこの手のしおりがあると貰って集めるのが趣味なのと、技術者は技術書をよく読むから使ってもらえるかな~と思ったのが理由です。
ところで、こういうキャラクターグッズを作って、取引先の中高年の人に配ると以下のようなことが起こります。
おじさんはキャラクターグッズを突然もらうと戸惑うみたいです。
せっかくあげても、嬉しくなさそうだとがっかりします。
なので、「読書をする」という人にだけあげてみようと思い、先日、呑み会の時にそこにいるおじさん達に本を読むか訊いてみたのです。
すると、三人のうち一人だけ、「読書をする」と答えたのです。
なので、その一人にだけしおりを渡しました。
もらったおじさんは、自分だけがもらったのでちょっと優越感を感じて笑顔で受け取ってくれました。
あとの二人も、「本は読まないけど、ちょうだい!」と言ったのです。何人かに渡していると、逆にもらえなかったおじさんも寂しそうな顔になるので、「どうぞ」と渡すとすごく嬉しそうな顔になるのです。
せっかくなので、作ったものは喜んで受け取って欲しい。そんな時は渡し方を工夫しがほうが良さそうです。
よくメーカーが有名人に頼んで商品を使ってもらいその様子がSNSで拡散されると物が売れたりします。あの心理に似ていて、欲望というのはもともと人の中にあるのではなくて、外から喚起されるものなんですね。
ノベルティグッズは企画も大事だけど渡し方も大事、というお話でした。
みなさん、こんにちは!
今日は「場」の持つ組織の平準化の力の話について考えたことを書きたいと思います。
ごく個人的な話ですが、コミックマーケット95というイベントに参加することになったので、練習がてら漫画で説明したいと思います
いちおう、漫画内キャラは「ゆかりん」で行きます。
我が家は4人家族で、かつて私はお勤めしていた時代に産休を産前産後2ヶ月ずつしか取らず仕事をしていました(当時は育休という制度がありませんでした)。当然ながら、子を二人育てつつフルタイムの仕事をするのは大変です。しかし、当時の夫は家事は手伝ってはくれるものの、量は到底足らず。それを上手く伝えて協力して欲しいのですが、個と個のぶつかり合いがしんどく、私はついつい辛くて泣いてしまい、夫はそれに反応して機嫌が悪くなるということも多かったのです。
しかしながら、子供はいつか成長します。
徐々に家事を手伝ってくれるようになり、長男が高3ぐらいになると週に何日かご飯も作ってくれるように。家事に関する会話が自然と私と子の間で増えてきます。そうなると、いつのまにか家庭という「場」の中で一番家事をしない夫は分が悪くなります。
たぶん無意識ですが、徐々に夫の家事参加率が増えてきました。数年をかけて今では円滑に分担が行えていると思っていますし、お互いが忙しく自分の分の家事ができない時は声を掛け合うようになりました。
家庭というのは一つの「組織」です。家庭の運営は仕事における組織の運営にも当てはまるとつねづね思っています。
会社においてマネジメントする立場の人が特定の誰かの作業量や作業の質に不満があるとした場合、それを伝えるのに一対一の関係で伝えるのはお互いにしんどくなります。しかし、場の全体の成長が場の持つ凸凹を均していってくれることもあるのかなと思います。
そんなの時間がかかるし待てないよ。というご意見もあるでしょうが、マネジメントをする際に凹んでいるところばかりに注力するよりは全体の底上げが結果的に大きく組織の力を上げると思うので、場の持つ力を信じるというのは大事だと思っています。