社長ブログ

株式会社アイネット

2022/03/30 17:58

こんにちは!


今日は令和3年度の最後のブログ更新になります。


最初にご報告ですが、今年の5月に念願の関東オフィスを横浜にオープンさせる運びとなりました。長く関東のお客様とお付き合いがあるにもかかわらずなかなかオフィスを出せておりませんでしたが、関東のメンバーと相談を重ねて何とか拠点を作ることができそうです。また改めてご報告させていただきます。


さて今日の話題は、現在放映中のNHKの朝の連続テレビ小説『カムカムエブリバディ』の制作統括の堀之内礼二郎さまのご講演を聴くことができてとても良かったので、その話題です。

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堀之内さまはNHKでドキュメンタリーや情報番組からドラマ制作に移られ、一年間ハリウッドでプロデュース術も学ばれたかたです、若く溌剌とした印象の方で、こういう方だからこそ『カムカムエブリバディ』という素敵な朝ドラが生み出せたのだなと感じました。


演題は『地方創生に必要なものを番組作りの視点から考える』でしたが、裏話も含めていくつか印象に残ったことを書き留めておきます。


なぜ最初の舞台は岡山だったのか(大阪と京都はすでに決まっていたそうです)という理由ですが、
 ・ラジオ英会話講師を務めた平川唯一さんの出身が岡山県だったから
 ・ラジオ電波が届く地域であること(当時、ラジオ局が限られた地域にしかなく岡山は電波が届く範囲だった)
 ・野球が盛んだった(勇が野球好き)
 ・戦後からの復興を経験した地域である
などいくつかの条件が揃ったからだそう。結果として岡山で良かったと感じられたそうですが、それは岡山の人が岡山を愛している、岡山県民の岡山愛が強い地域ということもあるみたいで、岡山の魅力は「人」だそうです。
今回のドラマでは、あえて舞台の転換シーンで「岡山」といった地名を出さなかったことで、見る人の「ふるさとへの愛」という普遍的感情に訴えるものになったとも仰っていました。


また堀之内さんがプロデューサーをするうえで気を付けていることですが、

1、意見を言ってもらうための環境を作る
 ・いつもにこやかにする
 ・意見を言ってくる人を遠ざけない
 ・立場の弱い人を大切にする
 ・自分の弱さを隠さずに見せる


2、欲に負けない
 ・常に見られている意識を持つ
 ・役得を意識的に避ける
 ・つらい仕事を積極的に引き受け、逃げない
 ・愚痴や悪口を言わない


といったことを挙げておられました。特に、「役得を避ける」というのが印象に残りました。立場上、俳優さんのサインをもらったり写真を一緒に撮ってもらったりということも可能だそうですが、そういうことをやらないようにしていたとのこと。


最後にハリウッドで学んだことについて聴衆から質問を受けての答えですが、堀之内さんはハリウッドでプロデューサーさんたちに「良い作品を作るために一番大事なことは何ですか?」と訊いて回られたそうです、その時の答えが全員同じで、「パッション」だったというのです。
アメリカ人の映画の情熱はとても強く、彼らに届く映画を作るためには強い情熱が必要だということが分かったそうです。


『カムカムエブリバディ』の放送も残すところあとわずか。大事に残りの放送を観たいと思います。


意外にも岡山県民は岡山が大好きだということもお聞きできて良かったです。

2022/02/01 11:46

みなさん、こんにちは!


昨年、テニスの前のアップでNintendoSwichのフィットボクシングが良いということを書きました。個人的な経験としてスポーツ前に10~15分くらいのアップをしておくと、脳と神経の接続が良くなるのか試合での反応が確実に良くなります。テニスのレッスンがだいたい一回80分ですが、多くの人が、「レッスンが終わる頃になってようやく調子が上がってくる」ということを言っているので、「それは!アップを!しておくといいよ!」って心の中で思ったりします。別にフィットボクシングでなくても、素振りでもいいですし、テニス動画を見てイメージトレーニングするだけでも違ってくる気がします。


その運動のアップにあたるものとして、私が最近やっているのはフォトリーディングです。やり方は『あなたもいままでの10倍速く本が読める』という本に添ってますが、5段階くらいの過程を厳密にやると大変なのでその中でもメインのフォトリーディングの部分だけを取り入れてます。

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本を見開き一秒くらいで、目の焦点を合わせずにフォトフォーカスという方法でイメージで捉えていく方法なんですが、上手く身に付けられなかったのと根気がなかったのでやめちゃってたんですね。なんとなく「フォトリーディング=速読=時短で技術を習得」って眉唾もんだなって思ってました。それが最近ちょっと習慣的に一日に1~2冊気楽にやるようになって、特にそれで本が劇的に理解できるようになるというわけではないのだけどそれでもいいやと思ってやっていて、2~3日して気付いたのですが日中の集中力が上がってる実感が確実にあります。


たぶん、ですがフォトリーディングが脳のちょうどいいアップになってるんじゃないのかと推測しております。


説明が難しいのでおススメはしにくいのだけど、何か習得したいテーマを持っているなら、フォトリーディングをしただけでは身につかなくてもそのあとの精読が楽になるというメリットもあるので、良ければ試してみて欲しいです。一方で手っ取り早く何かをマスターしたいという下心が強すぎるとうまくいかないんじゃないかなあ(以前の私がそうでした)。

2021/11/18 18:06

みなさん、こんにちは!


テレワーク、頑張ってますか?なんだか疲れてないですか?テレワークが疲れる原因のひとつに「飽きる」っていうのがあるかなあと思っています。季節の移り変わりも肌で感じにくいために、生活が単調で、これが意外とストレスになりますね。


なので私は「日本に四季があって良かったなあ」と、コロナ禍だからこそ実感します。衣替えをしたり季節の食材を食べたりするっていうのは四季がはっきりしている国ならではの環境変化ですよね。あと、趣味や勉強なんかもマンネリ気味になってしまったら何かの変化をつけるといいのかなと思います。道具を変えることで再びモチベーションが上がることってありますよね。


そんな「日常の変化」に着目している私が最近買って良かったなあと思っているのは洗濯物干しです。NHKの「あさイチ」という番組で、家事の時短の特集の時に紹介されていてさっそく買ってみました。


こういう感じの干物の天日干しの網みたいな感じのです。わりと大きくて場所を取ります。

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ピンチに挟まず並べるだけなので手間が省けるのがメリットというわけですが、私は時短というより、「洗濯物を干す」という行為の「上から吊るす」が「並べる」に変わったことの変化のせいかけっこう洗濯物を干すのが楽しくなりました。あと細かいことですが洗濯ばさみで挟んだ跡が残らないとか、洗濯ばさみを手ではさんでいくのが案外疲れる、などからも解放されました。
そして干物のように干された洗濯物たちを乾いた頃に家族が各自取り込んでいくシステムになっています。


重力をかけたくないような、たとえばぬいぐるみなんかも干しやすいかなと思います。


こういったコストのかからないマンネリ脱却方法、他にも見つけたいと思っている今日この頃です。
 

2021/09/24 16:32

みなさん、こんにちは。


ブログ、あまり書いてなくてごめんなさい。理由は簡単に言うと、「書く体力がない」ってのが本音です。長い文章書く体力がじわじわ減ってきているのを感じます。


んで、今日は体力作りという目的とはちょっと違う理由でNintendoの「フィットボクシング」というゲームを再開した、というお話です。コロナ禍の体力作りのお供に「リングフィットアドベンチャー」と「フィットボクシング」というゲームで遊ばれているかた、多いと思います。かくいう私も以前は体力作り目的でこの二つのゲームを活用していました。


でもテニスを始めてからというもの、テニスで体を動かしているからゲームを使った体力作りは不要だなと思ってやめてたんですよね。それが最近になって「フィットボクシング」のほうを再開しています。なぜなら、なぜかテニスの前にフィットボクシングのデイリーメニューをやっておくとテニスの調子がとても良いことに気付いたからです


フィットボクシングは、膝を軽く曲げて構える、というテニスで構えるときと同じようなポーズを取り、左右に体をひねるところも含めてかなりテニスに近い。それをやっておくと、運動神経が刺激されてテニスのレッスンでもイメージに近い動きが取れるようになりました。最近ではコーチから褒められることが増えて嬉しい限りです。以前NHKの「ガッテン!」でくねくね体操とかガニガニ体操という体操で運動神経や体幹が良くなるという紹介をされたそうですが、その効果と似てると思われます。


というわけで、何かスポーツされているかたはウォーミングアップでフィットボクシングを活用するの、いかがでしょうか。

2021/07/20 13:22

みなさん、こんにちは!


さてさて。今日は久しぶりにテニスのことを書きます。一昨年の12月から始めて、去年は楽しくて週に3~4回はやってたんですが、見事に肘を傷めてしまい4~5月はテニスを休んでいて、6月から復帰したものの未だに肘の痛みがあって週2回にとどめている状況です。


故障する前になんで週に3~4回もやっていたのかというと単純に楽しかったというだけではなくて、上達したかったんです。ストロークもボレーもサーブも試合運びも全部が未熟だったので、試合に勝てない。試合に勝てないのが一番面白くないので、勝つために全部を強化したくて焦って回数ばかり増やしてたんですね。テニスを休んでいる間もせめて筋力を少しでも落とさないようにと思って、トレッキングをしたりマシントレーニングに通ったりしていました。


そうして6月に復帰したわけですが、調子が上がらずずっとモヤモヤしていました。が、ようやく最近、気持ちが上向きになってきました。どうやって切り替えたのかというと、「自分のできないことばかりに注力するのを辞めて、自分がどうなりたいかを考えることにした」ということです。


きっかけは先日あったウィンブルドンの女子決勝を見たことで、改めて(理屈では分かっていたのですが)「試合に強いのは相手コートのラインに近い深い球だ」というのが腹落ちしました。深い球は返球しずらいので決め球が打たれにくいんですね。さっそく次のレッスン時に深い球のラリーの練習をコーチにお願いしてみました。そこからなんとなく気持ちの転機を迎えたというか、ゲームで徐々にポイントが取れるようになってきました。


練習中に自分の失敗にばかり目を向けていると、「また失敗した」「あの人よりなぜ私は下手なのかな」ということばかりで脳がいっぱいになり、自信がどんどんなくなって、結果、下手になる。なので「どうなりたいの?」⇒「試合に勝ちたい」⇒「勝つための球の返し方は?」⇒「ロブで深めに返す」ということにこの数回の練習では完全に注力しています。


こういう考え方は生活や仕事にも応用できるのではと最近は思っていて、部下の人との1on1でも「これはあなたの課題だから改善しようね」という話をすると本人が自分のダメなところばかりを見てしまうので、「この先、どうなりたい?」という話を多めにするようにして、未来に視点を置いてもらうようにしています。ダメなところばかり見る癖をやめるだけでも日々の行動ってガラッと変わるのではないでしょうか。