社長ブログ

株式会社アイネット

みなさん、こんにちは!

 

今日はコロナが流行っていても自宅でできる楽しい趣味の電子工作について書きます。

 

昨年はプライベートが大変だったのでまるっと一年お休みしていた趣味の電子工作ですが、今年に入ってぼちぼち再開しています。今回やってみたいなと思っているのは小売店でレシートを出すためによく置かれている小さなサーマルプリンタを繋いでラズパイから印字するというものです。

 

私は本当に面倒くさがりで、観た映画・読んだ本などの記録がアプリを使ったりしても長続きしないんですね。で、映画の場合はチケットの半券をこんな風に手帳に貼っていて、年末に「今年のベスト」を選ぶときなどは手帳の半券の貼られたページから年間に観た映画を拾い出すのですが、同じように読書記録もレシートで出して手帳に貼りたいなと思ったのです。

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まずは環境ですが、昨年末に発売された「RaspberryPi4 model B」。ラズパイ4から利用できるmicroSDカードの容量が32Gを超えたそうなので、microSDは64Gのものを用意。あと、これまではずっとラズパイはノートPCからSSHで繋いでいろいろしていたのですが、久しぶりにRaspbianのデスクトップ版をインストールして、ラズパイ用の7インチディスプレイとゲームのコントローラーサイズのキーボードを用意することにしました。

OSは昨年公開された「Raspbian Buster」です。

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無事繋がりました。


ラズパイ4は発熱量が多いという話を聞いたので、背面にファンも付けましたがファームウェアで対応したので要らなかったかもです。

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さっそくプリンタを接続します。ラズパイ用のドライバはGitHubからzj-58用のものを探してcmakeしてインストール。デスクトップ上でプリンタを管理できるCUPSというパッケージも入れました。

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しかしここからしばらく些細なことで躓いてしまいました。感熱紙がフィードされるけど印字できない。大量の白紙を出しつつ、「これはWindowsに繋いでもダメだったらプリンタの初期不良を疑おう」と思ってマニュアルを見て「あっ」となりました。

感熱紙のロールを逆にセットしていたことが判明。

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というわけでようやく印字するところまでこぎつけました。

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PythonからプリンタのIDに「Hello World」を出力できました。ぱちぱち。


現時点ではこんな状況です。引き続き作業を進めていきます。


一月から初めて、合間を見ての亀の歩みですが、電子工作の楽しさはソフトとハードの両方が動くようになるまでの試行錯誤にあるので、のんびりやっていこうと思います。