社長ブログ

株式会社アイネット

みなさん、こんにちは。


昨日は趣味の電子工作をしていました。平日に溜まっている家事をしようとか、勉強もしなくちゃとか考えているとあれもこれもとなって集中できないので、「今日は電子工作を進めるぞ」と腹をくくって他のことはやらない一日にしました。


いま作っているものは、実は部品は昨年買い集めたものです。今回はRapberryPiという基板を使います。RaspberryPiとはイギリスで子供の教育を目的として開発された基板ですが、今回はRaspberryPiZeroという、RaspberryPiの基板が更に小さくなったものを使い、そこにセンサーなどを繋ぎ、ついでにRaspberryPiに繋がるカメラで定点観測画像を撮っていくようなテーマに取り組んでいます。


RaspberryPiはLinux系のOSが載っていますので、それをセットアップしてWebサーバが動くようにしたり、IPアドレスを固定にしたりと、先月は主にOS環境を整えるのに時間を費やしていました。そちらがだいたい動くようになったので、次はPythonというプログラミング言語でスクリプトを動かします。こちらは少しハマりました。Python2とPython3では挙動が違うのですが、最初はPython2でスクリプトを動かそうとして環境を作ってました。

その一方で、ブレッドボードという、半田付けしなくても回路を仮で組んだりして動かせる配線されているボードがあるのでその上で組んで動作を確認していました。


さて、だいたい仮組みの回路も動くようになったので、昨日は下図のように実際に半田付けするために、ユニバーサル基板というものにブレッドボードで組んだものをそのまま移していきました。半田付けをしてしまうと部品の配置し直しなどが面倒になるし、原因を特定するのも大変になるので、慎重に慎重を重ね丁寧な作業をしていきました。上にヒョロロンと出ている二股のものはセンサーです。

個人的には、ブレッドボード仕様にペイントされたユニバーサル基板って可愛いなあと思ってますがどうでしょう?ブレッドボード用のジャンパ線もちまちまして可愛いので、使ってて楽しいです。


ここまで組めたので次は木工工作をしようと思っています。100円ショップへ材料を探しに行きます。


と、ここまでで、

・LinuxOSのサーバ知識

・PythonやPHPのプログラミング言語

・電気回路の知識

・半田付けの技術

・木工工作の技術

などのスキルや道具が必要ということはお分かりいただけたかと思います。私はたまたまLinuxやプログラミングを仕事としてしてきましたし、昨年から半田付けをせっとマスターしてきましたが、新しく始められるかたがマイコンなどを触る最初のハードルってプログラミングだと思うのですよね。私が所属しているコミュニティでも、これから始めようかなと見学に来られたかたが迷ってらっしゃるポイントってプログラミング言語の選定だったりするのです。


私は電気回路の知識がまだまだ足りませんし、木工のほうは全然ですが、いろいろな自分が積み重ねてきた知識を総動員して一つのものを生み出していく過程は自分でやっていてとても楽しいので、やりたいと思いつつハードルを感じている人達もぜひ時間をかけてトライして欲しなと思います。


前にもちょっとご案内した7月に開催されるオープンハードカンファレンスの出展に向けて頑張りたいと思います。