社長ブログ
株式会社アイネット
みなさん、こんにちは~。
今日は先日の5月16日土曜日に開催されたオープンセミナー岡山2018に参加してきたご報告をします。「オープンセミナー岡山」とはソフトウェア技術をテーマにした無料セミナーです。岡山では毎年5月頃に行われ、県外からも多くの参加者を迎え、今年も130人を超える技術者が「さん太ホール」に集まりました。弊社からは主催側・参加側合わて11名が参加しました。
弊社はゴールドスポンサーをさせていただいております(だれぞの頭が写ってる)。
ボランティアでの運営なので、裏方としてスタッフが忙しく働いています。弊社の若手技術者も受付手伝いをしてくれました。
実行委員長のYOSHIDAさんの開会あいさつ。
そして、司会は(いつもの)弊社のS田リーダーです。
今年も豪華ゲスト陣がスピーカーとして名を連ねております。今年は「エンジニアの生存戦略と働き方」というテーマなので、働く形態、働く場所、働く方法、あるいは、エンジニアと他のスキルのミックスといった内容でのお話しでしたので、講師陣のスキルがいつにも増して多彩でした。
トップバッターはソニックガーデンのエンジニア伊藤淳一氏です。
奥様について兵庫県西脇市に帰省された時に、子供を連れて散歩した風景を見て「ここで子育てしたい」と思ったことから移住をされ、最終的にはソニックガーデンに入社しリモートワーク環境でエンジニアを続けていらっしゃいます。
しかしながら、ソニックガーデンというのは技術力が高い集団で、その中で「いちばんの下手はいや」という気持ちからいろんな努力を重ねられたわけです。
最後にはQAのコーナーもあり、迷える技術者たちにご自身の体験からアドバイスを戴きました。
ところで、オープンセミナー岡山の特色のひとつに「アンチボッチランチ」という制度があります。これは一人で参加した人も、あるいは知らない技術者と知り合いになになりたい人も役に立つのですが、知らない人同士4人をグループにしてランチに送り出すという制度です。話が弾まないことも予想してトークのサンプルも載せたチラシを渡します。みんな知らない人同士で楽しいお昼が過ごせたかな。
さて。午後の部。
本当は沢山ご紹介したいのですが、いくつかピックアップ。
↓このかたは岡山の伝説的なひらさんという技術者のかたですが、Linuxのカーネルを読みたいとサラリーマンを辞め移住し農場経営を始めたというかたです。農家のノウハウはYouTubeで学んだとか。土地をたくさん借りて、エンジニアリング技術で効率化を図っています。
お次は湊川あいさん。
現役でWeb制作のお仕事しつつ「わかばちゃんと学ぶ〇〇」といった入門シリーズを漫画で出版されてます。ものすごく多才なうえに絵が描けるので、スライドはとてもカラフルでインパクトがありました。
入門シリーズのテーマはいつもご自身で選ばれそうなのですが、「自分が入門書を読んでも理解できなかった」というテーマを選んで、それを漫画化されています。今は著書も次々と出版されるまでになりましたが、それ以前のお勤め時代のむくわれなかった思いがあったようです。そのあたりはとても共感できるものでした。
更には、自分が生存戦略を作る上でスキルのミックスという考え方をレクチャーくださいました。
ここに全部は書ききれないのですが、イーネットワークスの前川昌幸氏の「地方の受託会社の会社員の派手めな業務外活動とその効用」や、GitHubの池田尚史氏の「日本にいながら、GitHubberであるとはどういうことか」も、キャリアパスを描く過程でいくつものチャンスを掴まえるきっかけとなる出来事があったのだなと分かり、面白く聴かせてもらえました。
こちらにスピーカーの方々の資料などもアップされていますので、興味あるかたはご覧ください。
というわけで、楽しくエキサイティングな時間はあっという間に終わり、最後に実行委員長のYOSHIDAさんの閉会の挨拶。そして、裏方で走り回ったスタッフの人達を壇上に上げてくださったのですが、「アイネットの若い子たちもおいでよ」と呼んでいただき、弊社社員も何人か一緒に皆様にご挨拶させていただきました。こういうのすごく嬉しいですね。
このあとは、これまた大都会岡山の名物「座」での懇親会に参加しましたが、長くなったので今日はここまでにします。
つづく。