社長ブログ
株式会社アイネット
みなさん、こんにちは!
今日は恥をしのんで私という人間のスペックを晒しつつ、「自分のリソースが低スペックであるときにそれを何とかしようとお金をかけがちになるけどテクニックに裏打ちされた自信を付けたほうがいろいろ速い」、ということを書きます。
実はこの一年ほどプロフィール用に提出する写真を撮ってもらう場所を探してさまよっていました。最初は市議会議員をしている知人にどこで撮ってもらったか訊いて地元の写真館に行ったのですが、一週間ほど待って加工までされて渡された写真がどうも不自然。表情も肌の質感も含めて社内でも「なんだか気持ち悪いね」ということになりました。もちろん素材の問題はあるのですが、やはり画像の加工の問題のようです。
なのでしばらくしてもっと自然な写真を撮ってもらおうと思い、いろんな媒体の写真も撮っているフォトグラファーさんにお願いして撮影してもらいました。そのときは「写真館で撮ってもらった写真の加工が不自然だったので、自然な仕上がりでお願いします」とお伝えしました。結果、うーん、素の素材過ぎて今一つだなあ、という仕上がり。
何度も言いますが、私自身、自分の実力はわきまえているつもりです。その上で、「プロなりのテクニック」による味付けを期待していたのですがなかなか私の求める方向性の味付けにならないなあという感じ。
あと、ですね。セミナーなどの講師プロフィール写真などは、メイク・髪型・写真技術の3点が揃っている必要があるのだな、と出来上がった写真を見てつくづく思ったわけです。なので、とりあえず3回コースの個人メイクレッスンに通いました。
これがその成果です。
そうこうしているうちに、東京在住の私の友人の女性が「プロフィール写真、うまく撮れた?テレビのキャスターをしている知人から教わって、私も転職用の写真を撮ってもらったスタジオがなかなか良かったのでどう?」と、都内のスタジオを紹介してくれました。
お友達の写真の仕上がりがすごく素敵だったので、私も関東出張時に行きました。小さな静かな町のマンションの一室で、知る人ぞ知る、的な感じです。
そこは、一人の男性のかたが、ヘアとメイクと撮影を全部やってくれるのですが、物静かなオーナーさんは特にあれこれと要望を訊いてきたりもせず、「前髪はどうしますか」ぐらいの確認をしたあと、「じゃあリラックスしててください」と言い、メイクをどんどんとしていきます。写真用なので若干色味は濃いめですが、かといって、そのまま外に出て誰かと会っても不自然な濃さではありません。主に肌の作り込み、あと、眉と目をしっかりとメイクしてくれました。
次に髪の毛のスタイリングです。これも、ボリュームを出す作業が中心でしたが、仕上がりを見ていただくと分かるように、写真に写るとそんなにもボリューム感って強くないんですよね。
とにかく、メイクの感じとかヘアのスタイリングが、歳相応であり、かつ華やかさもあり、そして上品な感じの仕上がりだったので、写真に撮られる段階ではほとんど不安はありませんでした。撮影後はその場で選んだ3枚を若干フォトショップで加工してくれますが、ほとんど直さなくてもいい感じでパパッとやってくれて、その場でメディアに焼いて手渡していただきました。
これがその仕上がりです。
いかがでしょうか。なんというか、「プロ、すごい」というのを初めて実感させていただきました。
お値段も、全者の2ヶ所のスタジオと同額ぐらいで驚愕の安さでした。
というわけで、ようやくたどり着いた私のプロフィール写真のアンサーという感じですが、タイトルに話を戻しますと、この一連の件で私自身、メイクなどを刷新する機会に恵まれたわけですが、そうすると、だんだんと「必要なのは優秀なコスメ製品ではなくてテクニックなんだな」ということが実感され、メイク用のブラシやコスメ用品というのは100円ショップで調達するようになっちゃったりしたんですよね~。
同じく、テニスなんかも昨年始めた頃は「みんなに負けないように、テニスウェアをばちっと揃えちゃうぞ」って思ってたんですが、だんだんとスクールに通うにつれ、「きちんと人からテクニックを教わっている」ということ自体が自信になってきて、ユニクロのセールで買った500円のTシャツ行っても平気になってきました。
というわけで、特に初心者で自信のない人にありがちな「やたら道具にお金をかけてスタートする」というやり方で頑張ってもうまくいかない人は、いっそプロにテクニックを伝授してもらうことで時短にもなるし、プロの技に裏打ちされた自信が生まれるので、それで生きてみるのはどうかな、と思った次第です。
では、新型コロナウィルスで社会は大変になっていますが、明日から新年度スタートということでよろしくお願いします。