社長ブログ
株式会社アイネット
みなさん、こんにちは!
今月、クラスメソッド株式会社の岡山オフィスができ、お花も贈らせていただいていたのですが、このたびオフィスを訪問することができましたのでご報告します。クラスメソッド岡山オフィスには阿部さん、吉田さん、貞松さんという三人のエンジニアがおられます。お三方とも以前から知っているエンジニアさんですが、あたらめて対面してお話できる機会ってなかなかないのでワクワクしての訪問でした。
入り口には、弊社の贈ったお花がまだ元気に咲いていました。
お忙しい中とは思いましたが、貞松さんと吉田さんにお話をうかがってきました。阿部さんはお仕事中につきお話できませんでした。お三方ともクラスメソッドに入社して一年半~ごく最近、という状況で、この岡山オフィスは急速にメンバーを増やしているところです。会社に関するお話というよりは、技術者として今どう感じているの?みたいなお話をインタビュー形式で聞いてきました。
まずは貞松さんがご対応くださいました。
山本 「今日はお忙しいのにお邪魔しちゃって、すみません」
貞松 「いえいえ」
山本 「さっそくですが、転職のきっかけを教えてください」
貞松 「前の会社が業種に特化していたので、もっといろんな業種を幅広くやってみたいと思いました。あれもやりたい、これもやりたいっていう感じなんです」
山本 「受託だと保守の業務なんかもあると思うんですが」
貞松 「保守は別の部隊がいるので、ある適度軌道にのったら保守部隊に渡します」
山本 「どんな仕事をされているんですか?」
貞松 「データ分析ですね。お客さんは、データは持っていても、何が機能として必要か、環境ややり方が分かってなかったりするので、そこをお手伝いする仕事です。ちょうど機械学習のチームが立ち上がったので、そのタイミングで入れて良かったです」
山本 「実際に入ってみてどうですか?」
貞松 「食らいついていってる感じですね。スピード感とかレベル感を上げていくのが大変で、この一ヶ月で一年分ぐらい勉強した気がします」
山本 「出勤時間はある程度自由なんですか?」
貞松 「コアタイムは11時から15時なんで、その間に出社します」
山本 「スピード感がすごいといことは、いつかはAWS事業も終わるかもしれませんね」
貞松 「そうですね。会社としてはいつかは今の事業はビジネスとして収束するだろうと考えています。弊社代表がよく言っている『今日のご飯と明日のご飯と明後日のご飯』という言葉があって、今のご飯を食べるための仕事をしながら、先のことを考えていくような会社です」
山本 「クラスメソッドって何年前ぐらいに立ち上がった会社なんですか?」
貞松 「今、15期ですね。最初はFlexを使ったリッチコンテンツなんかを作っていた会社らしいです。10年前からAWS事業に取り組んでいます」
山本 「ところで、貞松さんは今の仕事は自分に合っていると思いますか?」
貞松 「そうですね。大学からコンピュータサイエンスをやっていて、社会人になった最初はプログラマではなかったんです。前職で運用導入SEから始めて、前職には10年いました。今は自分に合った仕事をしていると感じています」
山本 「それはすごく幸せなことですね」
そこに吉田さんが作業の手を止めて加わってくださいました。
山本 「吉田さんの転職について教えてください」
吉田 「まず、前職は最高ってことです。前職が嫌になったから辞めたんじゃない。前職にいたこと、そして転職したことに悔いはありません」
山本 「なるほど。ではなぜ?」
吉田 「技術力を上げないと死んじゃうって感じたからです」
山本 「死んじゃう?」
吉田 「最近、自分はマッチョなんだって気付いたんですよね」
山本 「ほほう。マッチョってどういう意味でですか?」
吉田 「学ぶことが好きだし、SNSで発信するのも好き。そういう意味で、人よりマッチョなじゃないかなって」
山本 「それまでは気付いてなかったんですか?」
吉田 「普通だと思ってました」
山本 「仕事は大変ですか?」
吉田 「仕事は全然つらくないですね。24歳でこの業界に入って最初の2、3ヶ月はツラかったですが、それ以来、ずっとこの仕事で良かったと思ってます。この仕事で心底良かったなあって。他の仕事だったらこんなに良い人生になってなかったと思ってます」
山本 「これしかない、という仕事に出会えるってものすごい幸せですね。ちなみに何歳まで働きたいと考えてますか?」
吉田 「死ぬまで、です」
山本 「この仕事で一生食べていくってけっこう大変と思いますが、若い者に追い越されても心折れたりしないですか?」
吉田 「いや。むしろ、若い人から吸収してやろうって思ってます」
山本 「チームマネジメントには興味がないですか?」
吉田 「ないですねえ」
山本 「海外で働くエンジニアとかどうですか?」
吉田 「それは興味ありますね。移住はしないと思いますが、外資でエンジニアとしてはやってみたい」
山本 「阿部さんはいつもいろいろと苦悩しているように見受けられますが?」
吉田 「阿部さんは本当にすごいですよ。阿部さんにはローカルでチームを引っ張っていくということで新しいロールモデルになって欲しいなと考えています」
という感じで、いつもはイベントで会って雑談する程度だったのですが、お二人がどんな感じでエンジニアという職業に向かい合っているのかがちょっと分かって楽しかったです。
最近、せっかく仕事でいろんな人と会うのだから、その人の内面にちょっとだけ踏み込んできちんと話を聞いてみたいなという気持ちがすごく高まっています。以前は若いエンジニアと会話するときは年長者の私が何かちゃんとしたことを言ってあげないといけないかなと悩んでいたのですが、こうやってインタビューみたいに話を聞いていくと、その人ならではの言葉が出てきて面白いし、そうやって言葉にしてくれることでその人の考えが整理されていけば、それでもう私が特に何かを言うことはないと気付いたんです。
というわけで、クラスメソッド岡山オフィス訪問レポートでした。